ゆとり教育のあれこれ
確かあれは
小学校の
4年生か5年生の時
「道徳の授業がなくなった」
その時に思ったことを
今でも覚えています。
「一番大切な授業をなくすなんて
大人は何を考えているんだ。」
生意気ですね(´ω`*)
改めて思うと
子供でも色々考えるんだなぁ
って思います。
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道徳の授業がなくなる
時代背景を調べると
1970年代の
詰め込み教育
1980年代の
授業時間の削減
といった時代変化の中
カリキュラムの維持と
学力維持のはざまで
先生方が出した答えなのでしょう。
1993年には
ゆとり教育が始まった
みたいですし。
ゆとり教育は
校内暴力、非行、いじめ
不登校、落ちこぼれ
自殺などの社会問題や
ゆとりの無さ、社会性の不足と
倫理観の問題、自立の遅れ
などが背景にあって
『生きる力』を身につける目的で
始まったようです。
国際学力テストで順位を
落としたことにより
今度は『脱ゆとり』が始まって
今に至る感じです。
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なんだか
対応できない大人に
子供が振り回されている
そんな感じですね。
教える大人に
ゆとりがないし
養う大人に
ゆとりがないから
まぁ上手くいかんわなぁ
そもそも社会のシステムが
点数で比べるシステムだし
良い会社に入るシステムだから
まぁそうなるのでしょう。
家の長男は小3なんだけど
宿題が多いと僕は
感じてしまいます。
自分の時より多いんじゃね?
詰込みですな。
この調子でいくと
2025年くらいに
社会問題が復活するとみた。
そうなって欲しくないけど。
問題と捉えるか
兆しと捉えるかだけど。
千葉の小学校の校長で
『ぼくに7つの習慣を教えてよ』
っていう本を出された方もいて
道徳や生きる力に
取り組んでいる方も
いるみたいなので
そういう風潮が
全国的に広がると
また変わるんだろうなと
思います。
そういえば
小学校の道徳の時に
新人の先生が
道徳の授業をしたのだけど
用意した回答に
誘導していくのが
感じられて
先生の感想に
『先生の答えに進めていく
と思いました。』
みたいな答えを書いたら
「そんなこと
ないですよ。」
と返答があったのも思い出す。
ゆとり教育にしても
詰め込み教育にしても
それを取り巻く
社会のシステムも
変わっていかないと
教育機関だけで
変えていくってのは
無理があるって感じですね。