いじめの体験談

こんにちは(*^-^*)

きんちゃんです。

今日は、私が小学生の時のお話です。

「金森くん、ちょっと来なさい。」

担任に唐突に呼び出され、

小さな部屋で個人懇談。

「A子さんのこと、

 気持ち悪いって言った?」

なんのことかわからず

「言ってません。」

僕はそう答えた。

僕の記憶では

その日はそれで終わった。

どうやらA子さんが

僕に気持ち悪いと言われたと

訴えているようだ。

翌日も、同様に先生に呼ばれ

「本当に言ってない?」

そう聞かれても覚えがない。

「言ってません。」

「A子ちゃんに勘違いじゃない?

 と言ったけど、言われたって

 言っているの。本当に言ってない?」

何回聞かれても覚えがないので

「言ってません。」

僕はこれしか答えれない。

「A子ちゃんの親も

 学校に相談せずに

 いきなり教育委員に

 訴えるから。」

担任の愚痴を聞いた。

そして3回目の呼び出し

「本当に覚えてない?」

何回も呼び出されると

どうも何か言ったようだ。

必至で考え、思い出した。

体育の時間に全速力で走った後

気持ち悪くなって、気持ち悪いと

言ったときに、目の前にA子さん

居たわ(´ー`)

「言いました。」

「言ったのね。

 じゃぁクラス戻りましょう。」

クラスに戻った時に担任は

言ったことを隠してたとか

三回も時間をとらせたと

クラスの皆に話しました。

担任の変容ぶりにどうも

自分が悪者になったのは

認識できた。

自分の主張は、大人が

怒っているという事実から

言えなかったし、

口答えしない、言い訳しないで

躾けられたので何も言えなかった。

そして、親が呼び出され

学校関係者、教育委員会、

多数の大人に囲まれ

A子さんとご両親に

「ごめんなさい。」

そう泣きながら謝罪した。

そのあと、知ったのは

A子さんのお父さんは

バキューム清掃の仕事を

している事。

自分の言動が予期せず誰かを傷つける

それを学んだ出来事です。

今でもこの時の事を

思い出すとこれで

良かったのだろうか?

と思います。

というのは、

A子さんにとっては

言われてない事が

言われたという事実に

なってしまった。

A子さん本人とは話してないから

分からないが、いつか

何か言われる、いじめられると

気にしていたところに

何も考えてない僕が

気持ち悪いと言った事で

やっぱり言われたとなった。

そして決定的なのは、

こちらの言い分はなしで、

ごめんなさい。

彼女の中では

気持ち悪いと思われた

いじめられた

謝られた

が事実となったことが

今でも心残りです。

僕が彼女をそう思ってない事を

あの時の担任や教育委員会

大人たちは誰一人として

疑問視せず会議を

終わらせてしまった。

この事件での問題は

気持ち悪いと言ったという

金森を認めさせ謝罪させる

に終始していること

なんじゃないかなって

思ったりします。

A子さんの親さんが

教育委員会に訴えたのは

わが子の訴えを聞いたら

言ったやつをゆるさんと

思うのは当然のことなので

僕は悪いとは思っていません。

むしろ当然と思います。

もし、伝えれるのなら

彼女のお父さんの仕事は

人が嫌がる仕事をされていて

立派な人だと思います。

そうとは知らずに

誤解をされるようなことをして

ごめんなさい。

と謝罪したい。

同じ謝罪をするにも

前者と後者とでは

彼女の中に残る事実は

変わったんじゃ

ないかなって

そう思います。

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