TVでは映っていないところで
いろんな根回しがあったり
TVで何を放映するかで
民衆の支持を仰いだりと
まぁ普通の事です。
少し前なんかは
ある神社での政権争いが
事件になった話もありました。
最後にヴァ王が言う様に
一人でも殺すと
わしと同じ様に
次々に殺すことになる。
だから、
一人も殺すな。
〇宗教争い
これも昔からあるもの。
自分の正義を通すため
異教徒は危険という発想。
コミックスでは
政治と宗教の絡みだったり
信仰と宗教の違いだったり
現実と宗教のギャップを
表現していたりと
なかなかの問題提起を
している様に感じます。
〇巨神兵
映画では王蟲の突撃に
使用した巨神兵。
人の造った兵器
としての存在でしたが
コミックスでは
人格を持ったり
裁定者だったりと
巨神兵の存在は別物になってます。
破壊する者なのか
裁きを下す者なのか
兵器の為に作られた者なのか
謎が多い存在です。
〇部族同士の争い
誰をリーダーで結成する
コミュニティなのか。
リーダー次第で
人々の選んでい行く道
価値観の違いや
生きる術の違いで
行動も違ってくる。
宗教争いに近いですが
生活の糧の得る方法の違いから
相手の価値観に共感できなかったり
自分の正しさを責める
ナウシカもその一つです。
僧正様の意思を継ぐのも
またマニ族という
コミュニティというのも
また面白い。
〇人と蟲
蟲にかかると
人は簡単にやられます。
それでも人は生きていくし
蟲に対抗したりもします。
ここでも
win-lose
なのか
win-win
なのかで
進む道が変わってきます。
ナウシカは王蟲と
心を通わせ
他の人とは違う道を
進んでいこうとします。
本作では
王蟲の誇り高い
高貴な生き物
映画はそこまで表現はされてませんでしたが
コミックスでは王蟲の存在が
全く別物になってます。
色んな視点から描いてある
生きること
争う事
得ることや失う事
一生に一度は
どんな形でもいいので
読んだ方が良いと
思ってます。