虐待の奥にある闇

今回は、こんな本を読んだので

問題提起になるのかな?

「鬼畜の家」

わが子を殺す親たち

著者:石井 光太

ニュースで流れる

子殺しのニュース

TVでは表面的な内容と

加害者への批判で終了。

根本的な原因は何なのか?

改善案はあるのか?

そんなところに疑問があって

以前、Facebookで知った

この書籍を手に取りました。

そもそもの問題

子殺しに至る経緯として

貧困

無責任

劣悪環境

そういったものが

背景にあるようです。

読んでみると驚くことに

どの親も

「愛していた。」

ということ。

映画の「黒い家」の様な

愛情が無いわけではないという事。

そして、その親の親も

虐待、ネグレクト

モンスターペアレント

といった問題を抱えていたこと。

実際、闇が深いです。

戦前戦後なんかは、

口減らしとかありましたから

その頃と現代に

それ程、相違が無いようにも

思います。

僕自身、以前付き合った人には

家庭の問題を抱えている人が

結構な割合であるなと体感しています。

そういった人たちが

追い詰められた先に

こういった事件になる。

書籍を読んで感じたのは

「なんとかなる。」

「しかたがない。」

という人生に対して

強い受け身の姿勢という加害者。

明日は我が身でないとは

言えないなぁと思ったりします。

そして改善案の一つで

文庫で最後に紹介されている

『Babyポケット』

こちらは、特別養子縁組を支援する

NPO法人の妊婦ための寮

様々な事情で中絶手術を受けられず、

育てられないのに、産まざるをえない人々の

出産まで面倒をみたり、赤ん坊を引き取り

里親に引き渡す活動をしている。

この様な活動は、事件を未然に防げる

活動として重要だと感じます。

この様な活動を知ることだけでも

何かに貢献できるきっかけに

なると思います。

知れば、行動に繋げれますから。

本当に世の中には

知らない世界がありますね。

自分の今の環境が普通なんて

思うこと自体意味無いな。

僕もね

社会に出て気づいたことがあって

家のしゃべり方はきつい。

そこで育つと当たり前なのだけど

社会に出ると反感をかったり、

誤解されたりとなにかと苦労しました。

普通にしゃべっているのに

何が悪いのかわからなかった。

十数年を経て気づいたことは

自分が正しいと思っていることや

正しいことを押し付けること

これを日常的にやってたから

共感は得られなかったのだろうなと

思ってます。

その考え方は

ある意味、虐待、DV化する危険も

持っているんじゃないかと

思ったりします。

この記事を読んで

もし助けが必要な方がいたら

Babyポケットといった

活動があることを

お伝え願いますm(__)m

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。