食物連鎖と弱肉強食。
両方とも自然のシステムと
思われるかもしれませんが
食物連鎖は
自然のシステム
弱肉強食は
社会のシステム
だったりします。
まず違うのは
『時間軸』
食物連鎖は状態によって
異なりますが
過去、現在、未来という
時間と共に命が繋がっていく様子です。
弱肉強食っていうのは
現在の状態。
今、食ったか食われたかの
どちらか。
で、食った方が強いのか?
というとそういう訳でもなく
ウイルスにやられたり
屍になれば微生物等に分解されたり
その都度、強さという価値が変動します。
なんだか、
お金の価値の変動だったり
株の価値の変動だったり
似てますね。
自然のシステムは
未来にどう繋がったのかを見て
社会のシステムは
現在の状態を見ています。
もう一つ特徴的なのが
win-win なのか
win-lose (lose-win)なのか。
食物連鎖という自然のシステムは
命が次から次へと繋がっていくのは
イメージしやすいと思いますが
食べ、排泄し
それを植物は栄養にしたり
微生物が分解したり
菌となって戻ってきたり。
この状態自体が自然で
共に生きているwin-win。
社会のシステムでイメージしやすいのは
スポーツ等での勝ち負け
テストの点数の結果
会社での肩書
誰かが勝ち誰かが負ける
誰が偉くて誰が偉くないのか
社会のシステムは
とてもせっかちで
結果重視。
自然のシステムは
ゆっくりで
効果重視。
不思議なのが
自然のシステムを無視して
社会のシステムを通そうとしても
たまには当たる事があっても
継続することがないことです。
歴史を振り返ると分かりますが
人の社会は変化しますが
自然の法則は変わる事がない。
政治、思想、宗教、等々…
時代によって変化しますが
時代によって
重力があったりなかったりはしない。
で、自然の法則にのっとった
習慣っていうのが
7つの習慣だったりします。
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自然の法則を基盤において
社会のシステムを活用する。
公的成功では特に
その見方が大事になってきます。
次回は
『話を聞いてくれない理由』
誰もがぶち当たる壁。
なんで僕の話を聞かないんだ!!
僕が悩んで過ごした二十歳ごろの
経験だったり
奥さんとの話だったり
愉しみながら
考えてもらえると思います。
ではでは。