第3回目
身の回りの支配と依存
「職場編」
なぜと疑問を持ち
自分を知り
支配と依存と共存し
自立していくことで
生きづらさを
楽にしていく
をテーマにすすめています。
前回は
義務教育の中にある
『思い込み』
『当たり前』
『常識』
として
成績が自分の能力と
思い込むことや
学生がするものと
思っていたり
周りと合わせる
訓練をして
合わせることが
習慣になるって
話をしました。
===============
そうそう
こんな話があります。
子象に鎖をつないで
動ける範囲を
限定させます。
それ以上行こうとすると
鎖が体に食い込むので
痛いという思いを
経験させます。
大人になって
鎖を千切る力がつきました。
しかしその象は
鎖でつながれた
範囲でしか
行動しなくなります。
この象が
自由に動き回る様に
なるには
どうしたらいいでしょう?
次回まで
色んな想像をしてみて
ください。
===============
今回は職場。
会社や企業の中にも
色んな思い込みが
あるものです。
■時給思考
僕自身42年間
この思考でいました。
いくら稼ぐには
何時間働く
という思考です。
身の回りにある
就職雑誌や
アルバイト情報は
時給いくらと
なっているので
そういう思い込みが
出来やすいですね。
■時給以上の働きは損
時給思考が定着すると
時給を基準に仕事が
出来るとか出来ないとか。
あの人と同じ時給で
なんで自分ばかり。
自分は損している。
■楽した方が得
同じ時給なのだから
楽な方が良い。
ある意味、職場に
居るだけで
お金がもらえる。
■上司は偉い
&肩書は偉い
義務教育からの
続きで成績が良いと
出世しやすかったり
します。
出世すると
優越感に浸れます。
部下より優れていると
思ったりします。
結果を出しているから
威張っても良いんです。
分かる部下は
自分に付いてきます。
■権利は主張しないと
会社から言われている
義務は果たしているんだから
権利もちゃんと主張しないと。
■使用者と労働者
こういうのは法律で
決められていて
お互いに義務を負い
権利も手にします。
そう、法律に違反しているか
いないかが重要なのです。
ざっくりと出してみました。
色んな支配と依存が
ありますね。
私たちはこういった
社会のシステムの中で
働いたりしています。
ここでも思うのは
これらのシステムに
敵対するではなく
共存して不足している
部分を知って学ぶことが
自立への第一歩だと思います。
紹介しているように
知らないだけで
違う世界はいっぱいあります。
残念ながら時給思考の
見えない鎖に繋がった
ままでは知るところまで
行きつきにくいのが
実際のところです。
また、仕事と休みで
切り替わる習慣が
身に付くと
時間の使い方の
パターンが出来上がります。
仕事だから、働く
休みだから、遊ぶ
知らないことを学ぶ時間が
抜けてしまいます。
私たちは
毎日の時間に追われ
自分を見つめる
方法もわからず
時間も無くなり
将来を不安に思う
といったことに
なってからでも
遅いことはありません。
若い時よりは
制限はありますが。
これもある意味見えない鎖。
外すことも出来る。
なにより
何を次の世代へ
繋いでいくのかが
キーワードです。
このシリーズ
まだまだ続きます。
どの様な見えない鎖が
身の回りにあるでしょうか。
一度考えてみてください。