正義は怖い(゚Д゚;)

こんにちは。

きんちゃんこと金森です(^◇^)

今回は『正義は怖い(゚Д゚;)』というお話。

正義のヒーローが悪をやっつける。

そういったモノを見て育った私は

正義に疑問を持つなんて微塵も思いませんでした。

なんで正義が怖いかというと

「正義が正しいから」

正しい事が正義かというと

そういう訳でもない。

新説オオカミ少年では

正しい事をした少年が正義となったわけでなく

少年を嘘つきと決めつけた町の人達が

正義となりました。

ここでいう正義というのは

引き継がれていった事柄、

生き残ったもの

という意味でとらえてください。

因みに広辞苑では

正義とは

1.正しいすじみち。人がふみ行うべき正しい道。

2.正しい意義または注解。

3.社外全体の幸福を保証する秩序を実現し維持する事。

とあります。

では、町の人たちは悪かというと

そういう訳でもない。

町の人たちにとって、少年は嘘つきであり、

自業自得を後世に伝えることをした。

それだけなのです。

ここで大事なのは

誰の視点から正しいのかということ。

私の両親は正しい行いを厳しくしつける親で

そういったしつけで育った私は

正しい事をすることに誇りを持っていましたし、

正しくないことをすることにとても抵抗感がありました。

他人の正しくないことを平気でする人を見ると

不愉快になるし、そんな人を見下して見ていました。

でも、心のどこかで何かが引っかかっていました。

何かが違う。何が違うかわからない((+_+))

少年時代、青年時代、大人になっても

ずっと悩み続けていました。

なんとなく分かっていたのですが

どうも腑に落ちない。

42歳になってやっと腑に落ちました。

『正義は怖い』

そんな言葉にしてやっとです。

正直この自分の正義というのは厄介でした。

・相手を許せない

・人の話を聴けない

聞いていても聴いていない

・視野が狭い

・おこりん坊

・意固地

・一方的

・これは愛だと言い訳をする

自分が経験した代表的なのは

この様な感じです。

正直、相手にとっては迷惑なだけです。

では正義より何が重要か?

目的です。

人間関係においてお互いの正義が

マッチしている間は問題ないのですが、

アンマッチとなった場合、相手との

関係は簡単に壊れます。

更には、自分の成長の妨げにも

なります。

力を持てば独裁者にもなります。

親であれば子供に正義を行使します。

相手との関係を深める目的があれば

相手を理解することから始めなければ

何も始まりません。

自分の成長を目的とするなら

正義を押し通さず

幅広い視野を理解していった方が良い。

発想力、リスクアセス等々

色んな視野でものごとを見ることで

可能性も広がります。

子供の成長を目的とするなら

親の正義を押し付けるのではなく

子供目線の意見に耳を傾ける。

そもそもの発想の違いに驚くでしょう。

それでもなお間違っているなら

子供自身が間違っていると理解できるよう

指導しないと子供自身が成長出来ないのでは

ないでしょうか。

ところで世の中、正義というイメージで

色んな風潮あるけど大丈夫か?

集団の正義も怖いよな(゚Д゚;)

一度、悪認定をすると

そのレッテルを外せない。

悪を責めるのは正義だという

錯覚も生み出す。

いかがでしたか。

正義って怖いと思います?

最後まで読んでいただき

ありがとうございました(^O^)

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